日本一の眺望 北アルプス 蝶ヶ岳2677m ソロ
前回、雪の撤退から久しぶりの蝶ヶ岳へ日帰りピストンリベンジ登山です
いよいよ登山シーズンに入りかけ人気の蝶ヶ岳でもあり駐車場が満車になる前にと前日夜に自宅を出発し深夜12時過ぎに三股登山口到着 200台ほど止めれる第二駐車場はほぼ満車、更に1キロほど登った登山口前の70台が止めることのできる第一駐車場には辛うじて3~4台の空きがあり何とか第一に止めることができ良かった~ 😉
日帰りで帰られた方の空きでしょう 登山前に第二から1キロ歩くのはキツイですからね
早朝5時に起き支度を済ませコースタイム5時間半 距離5.5km 標高差が1477mとあり気合入れ午前6時に出発です
下りのコースタイムが3時間半ですので山頂を13時に下山予定で体が温まるまでウォーミングアップでゆっくりスタートです
前回は森林限界から雪のため撤退を余儀なくされましたが、今回は天気も良く絶対の登頂を目指します
スタートから25分でゴジラ到着 休憩をとらずそのまま進みます
ゴジラを過ぎコースタイムより40分早く1時間20分で「まめうち平」到着 けっこう良いペースです
更に進むこと30分で2000m通過しスタートから2時間10分で「蝶沢」も通過 おぉ!かなり良いペース! 🙂
反対側には常念岳もクッキリ すると上から下山してきた女の子が「大滝山への分岐近くで最近クマの親子がいると多数報告がありますので気を付けてくださいね」 😯
話をしてると山小屋のスタッフらしく昨年頃からクマにとったら山頂手前に餌が豊富らしく、うろつき始めているそう 🙁
普段はクマ除けのスズを鳴らしてると人間の気配を感じたクマは逃げていくそうですが、最近は人間慣れして逃げていかないそうです
怖い話を聞かされ一緒に話を聞いてた埼玉からソロで来ていた方も「一人だと心細いから会話をしながら一緒にどうですか?」即賛成で一緒に登ることに
しかしここからが急登の連続で一気にペースも落ち蝶沢から1時間50分でようやく森林限界を突破 😛 「前回はここまで」
この辺りが目撃情報が多いところ でも今日は登山者も多く賑やかな登山道でクマも近寄らないかもです
分岐から10分 この丘を越えると、いよいよ待ちに待った絶景がもうすぐそこです ワクワク 😀
通常のコースタイムより1時間早く悲願の絶景が目の前に 槍・穂高連峰から北アルプスのオールスターが勢揃い 😮
おぉ~~~凄い!凄い!なんだこれは! 😯
右端から槍ヶ岳・南岳・涸沢岳・奥穂高に前穂高と全て3000m峰の大迫力に疲れも吹き飛び感動 これが北アルプス、いえ日本一の景色が見れる蝶ヶ岳 これが見たかった~!
これを目の前にしたらダレもが凄いと感じるはずですが、写真では伝わらないところがとても残念
涸沢カール
大キレットに屏風岩 大キレットとは山がえぐれた箇所で上から見ると両サイドに切れ落ちた道幅1~2mと狭くナイフリッジなルートで日本では1,2を争う最後まで気を抜けない超難ルートで400m下りて400mの登り返し
屏風岩は国内最大級の1枚岩でクライミングの聖地ともされており高さが600mあり、ほぼ東京スカイツリーと同じ高さとなります
そこから想像すると周りの山の規模がお分かりいただけると思います
残念ながら3000m稜線はガスがかかり、それぞれの山頂は見えません ん~ガス抜けないかな~?こっち側の稜線は雲一つなく大天井岳から常念岳はキレイに見えまホント良い天気です 来て良かった~!
景色に堪能したらお腹も空き山小屋でお楽しみの昼食です
心地よく外のテーブルで食事をしていると遠くで「槍が出てきた!」の声が 慌てて見に行くと 😯
ウォ~~~!凄い!恰好良い~!大迫力~!小屋のスタッフが言ってましたが今日は朝から1日中山頂部にガスがかかったままで今日は望めないかも・・・
しかしここは晴男の私 ほんの2~3分でしたが一瞬でも穂先を見せてくれ今日も山の神様からご褒美がいただけました 🙂
もう一度ガスが抜けることを願いながらずっと眺めていたい景色でしたが穂高上空にかかっていた雲が暗くなり始め雨雲に変わる模様 しかも雲は穂高方面からこちらへ流れており
気が付くと常念岳もガスに包まれ真っ白 雨が降り出す前にと惜しみながらも1時過ぎに下山開始です ん~ここでテン泊したい
最高の景色の余韻に浸りながら2時間40分で無事下山
ウキウキ気分で麓まで下りてくると後ろにガスの切れ目から常念岳 思わず車を止めて見ると「あんなに高いところまで行ったんだ~常念高いな~」
北アルプスで日帰りできそうな山はほぼなくなり、これからはいよいよテン泊登山 北アルプスでは10月下旬にもなると雪が積もりはじめるので、残り1月半、小屋状況と相談しながら次回はどこの山へ?今日も最高のご褒美をいただくことができ益々山に通いそうです 😛