北アルプスの女王 燕岳ピストン ソロ 2763m
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北アルプスの女王 燕岳ピストン ソロ 2763m

2020年06月22日(月)1:10 PM

「21日」

自粛規制が解除されても北アルプスでは全ての山小屋は7月14日まで閉鎖が決まっている中で登れる山が限られており、日帰りのできる燕岳2763mへリベンジです

4月に途中下山した雪の燕岳から2ヶ月が経ちほぼ雪がなくなり標高3000m付近の天気も晴、気温16℃風速1mと絶好の登山日和で再度チャレンジです

前日の夜から出発をし安曇野ICから中房温泉登山口に23時に到着 朝が早いので早々に寝るつもりでしたが肉眼でも天の川がクッキリと見える素晴らしい夜空でしばし撮影会

 

 

写りはいまいちですが初めて天の川を写すことができ、とてもキレイでした 😀 

少しの仮眠をとり午前6時に出発です 今日は何が何でも登頂を目指します!

朝目覚めると駐車場はほぼ満車で山ガール一番人気の山だけに20代の若い子から年配の方かまで男性より女性の方が多く感じます

 

 

寝起きの体にはキツイ登り始めからエグイ急登りですが少しづつ体を目覚めさせます 😡 

 

 

 

 

登りはじめてほぼコースタイム通りに第一ベンチ通過 🙂 

 

 

 

第二ベンチもコースタイムより若干早く到着でここまでは順調です 😛 

 

 

燕岳の登山道「合戦尾根」は北アルプス三大急登の一つでもあり前回4月の雪山ルートでは大変ではありますが、一歩一歩が自分の歩幅で歩けそれほどと思わなかったルートも夏ルートは決められた歩幅で階段の高さが高く三大急登と言われるだけあり後から膝にきそうです 雪山より夏ルートの方がキツイかもです 😕 

 

 

そして前回4時間半かかった合戦小屋もほぼ3時間のコースタイムで標高2350m合戦小屋に到着 

でもここまで何人の人に抜かれたか?皆さん早いなぁ~羨ましい体力です

 

 

前回の合戦小屋は雪にうもり屋根の上を歩いてましたが、あれから2ヶ月で完全に雪はなくなり7月のオープンに向けて小屋番の方達が準備に追われてました

 

 

5分ほど休憩し急な合戦尾根もあと少し最後の合戦の頭までもうひと踏ん張りです 👿 

しばらく登りようやく槍の穂先が見えはじめテンションも上がります

 

 

 

 

キツかった合戦尾根も終わり標高2500m合戦の頭に到着すると辺りは完全にガスの中 ここから燕山荘が見えるのですが何も見えず 😥 

 

 

一瞬のガスの切れ目から燕山荘が見え「お~着いた~」あと少し、目標物が見えるとメンタル的にも楽になりますが、小屋へ向けての最後のキツイ階段

上から下りてくる方々から「あと少しですよ!頑張って!」と励ましの言葉をいただきます あの人達もう山頂からの戻りとはここでも羨ましい脚力です

上の状態を聞くと「ガスガスで何も見えなかった」苦労して登ってきても今回は山頂からの眺めは期待できないかもダメかぁ~・・・ 😥 

燕山荘に続く最後の階段を上ると少しづつガスが晴れ「ん?これはひょっとして?ひょっとするかも!」期待に夢膨らませながら燕山荘に着くと同時にそれまでのガスもなくなり

お!お!お!きた~!見事な景色が! 😛 

 

 

 

 

奇跡が起き山の神様からご褒美をいただきました「おぉ~素晴らしい~!やった~!」目の前には隠れていた燕岳も姿を現し独特のキレイな山容 写真では何度も見ましたが現物を目の前にすると北アルプスの女王と呼ばれることに納得です

雲はほぼなくなりましたが、またすぐに雲に隠れそうで急いで山頂へラストスパートです!

 

 

 

この山ではド定番のイルカ岩と槍ヶ岳のツーショットもバッチリ!これが撮りたかった~! 🙂 

 

 

 

 

 

 

そして登山開始から休憩をはさみ約5時間でついに登頂です! 😛 

 

 

山頂からは燕岳からの大天井岳から常念岳、蝶ヶ岳に続く表銀座は稜線からガスと晴れ間の二分割で高い山ではながらの絶景と初めて見る北側からの槍ヶ岳の全体像

下山するのが惜しいです 😥 

 

 

 

いつまでも見ていたい絶景ですが後ろ髪引かれながらも下山です

下山途中で振り返ると山頂はまたガスに隠れ始めます 山の天気予報では晴でしたが山は一瞬で天候が変化しホント一瞬でしたが超ラッキー そして全ての景色は完全にまた雲の中へ消えていきました

 

 

 

 

 

燕山荘から表銀座へ伸びる分岐 いつかここもテントをしょって縦走してみたいです

第三ベンチまでガスの中を下り無事3時間で下山です

 

 

前回、課題を残した燕岳でしたがようやく登頂することができて嬉しい限りです 😛 

次回は課題の残した蝶ヶ岳へリベンジです!

 

 

 

 

 

 

 



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