台風後の釣行会
先ずは台風19号にてお亡くなりになられた方、そして被害を受けました方へご冥福とお見舞い申し上げます
数日前から参加予定の有岡渡船さんでの常連の釣友さん達との釣行会へ台風明けの13日に行ってまいりました
愛知、岐阜、三重、京都などから総勢20名以上が集まりました
途中、台風の影響で高速道路は勢和多気から通行止めになっており松坂ICで降り道中、冠水で通行止めや道路にはガレ木や石などが散乱しており
岐阜では運良く大したことのない台風でしたが三重県でも志摩辺りまで来ると大変だったことが分かります
そして事前に調べた天気予報では晴れではあるものの吹き返しの風が風速10m!と超タフな釣行となりそうです
早朝5時半に駐車場に着くと大将の軽トラが止まっており台風前に批難させてあった筏を暗いうちから元に戻す設置準備に追われているようで
私たちのためにご苦労様です
参加者が全員揃ったところで皆さん風が強いことで釣りになれば良いけどと私も含め不安そうです
ポイントはクジ引きで決めました 決まった所で大将が準備を終え一言「台風の影響で普段の大潮より下げ潮がとんでもなく早いから頑張ってね~」と風と潮で更に不安が高まります そしてウネリも残ってたら釣りになるのかな?
クジ引きで私が乗るポイントは潮溜りの湾の奥で激流は避けれましたが北の風をモロに受ける場所で集中力がどこまで持つかメンタルとの闘いになりそうです
ポイントへ着くとすでに白波が立っており海水も風で巻き上げられ天気は良くてもカッパが必要かも・・・ 😥
風が強すぎてちょっと油断すると荷物が風で飛ばされ「ん~~~~!!!!」すでにテンション下げ下げ・・・
何とか準備もできモーニングで探りますが穂先とラインが横風をモロに受けブルブル震え微妙なアタリが全く分からなく
大きなアタリと風の止んだ一瞬に集中し続けてる中、9時頃にハッキリと分かるアタリを合わせると、そこそこの引きと重量感で「キタ!」
上がってきましたのは36cmの本日1匹目のチヌです
強風の中で捉えた貴重な一匹目が早い時間に釣れ気分も落ち着き集中できそうです
魚体と海の中の雰囲気からして続きそうな感じでしたが、アタリはあるものの上手く乗らず空振りが続きます
風との葛藤の中で1時ころ半信半疑の怪しいアタリを合わせるとドスン!と今日1の重量感で「ヨッシャ!来た!」と思った瞬間に後ろにカキ棚に入られます 50cm?はありそうかも?ラインを出さずに踏ん張りながらリールを巻いてるとロープに擦られラインブレイク・・・トホホ・・・ 😥
その後も海の中は良い雰囲気も続き上がってくるのはマダイ幼魚やヘダイなどタイ系の魚ばかりでしたがチヌだけが来ません
すると3時過ぎころからエサ取りもいなくなり風もようやく収まり今日一番の集中です
船の迎えが4時半で後かたずけも考えると4時10分がタイムアップ サナギのエサを2粒付け待ち伏せ作戦で置き竿で見守ります
時折小さなアタリはありますが、ここはエサは残ってると信じ本アタリまでガマンです
5分放置・・・10分放置・・・すると終わりを告げるタイマーが鳴りダメだなと竿を持ちあげようと手をかけた瞬間に穂先を大きく抑えるアタリにフルスイング!見事に魚が乗り慎重に上げてくると39cmと銀ピカの綺麗なチヌです 😛
形はそれほどですが今日の辛い1日でも辛さを吹き飛ばす1匹に感激です!
これが1匹も釣れなかったらと考えると・・・結果、楽しい1日で助けられました 😉