夏の木曽駒ケ岳 2956m 山は標高差ではない
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夏の木曽駒ケ岳 2956m 山は標高差ではない

2021年08月14日(土)1:37 AM

雪の木曽駒ケ岳から半年が経ち今回は夏の木曽駒ケ岳へ行ってきました 冬は雪で危険で行けなかった宝剣岳と極楽峠への稜線歩きです

夏の木曽駒はとても人気で前乗り車中泊にて現地へ深夜1時ころに着くと夜空は快晴 満点の星空で肉眼でも天野川が見えるほど 😯  

すぐに気が付いたのが「しまった~」星空撮影をすっかり忘れており撮影用の機材を持ってこなかった~

麓のバス停からロープウェイ駅へ行きロープウェイで一気に標高2500mまで上がり残りの標高差400mを登ります

 

 

山頂駅に着くと目の前に千畳敷カールに宝剣岳がド~ン 冬も綺麗ですが新緑に生えた緑も美しいです 😛 

夏ルートはジグザグに整備された登りやすい登山道ですが酸素が薄くすぐに息があがります

 

 

ちなみに冬ルートは地獄の直登 徐々に傾斜はキツクなります 見た目より傾斜あります

 

 

下山は宝剣岳登頂してから通る極楽峠へと続くギザギザ稜線

 

 

はるか下に駒ケ根の市街

 

 

稜線まであと少し 胸突き八丁と言われるだけあり最後の登りがキツイです 😉 

 

 

スタートから約1時間で稜線に出ます これより先ずは中岳を経由して木曽駒の山頂へ

 

 

振り返ると宝剣岳 帰りに登るからね~

 

 

すぐに中岳山頂 凄い人で蜜蜜です

 

 

先日登った御嶽山が綺麗に目の前に 🙂 

 

 

中岳を一旦下り100mほどの登り返しです それほど急坂ではありませんが薄い酸素で地味にキツく標高の高いところにいることを実感

 

 

イエ~木曽駒ケ岳山頂に到着 ここで昼食にします

 

 

山頂からはあいにくのガスガス 本来ならここから富士山から北アルプスに南アルプスが一望できるのですが・・・

 

 

 

夏も冬もどちらも素晴らしい眺め これが3000mの世界 1時間ほど景色を堪能して下山に向かいます

 

 

帰りは中岳を迂回するトラバース道で宝剣岳へ

 

 

迂回路の入口には「危険」の看板がありましたが北アルプスの吊り尾根に似たトラバース道で確かに危ないかも・・・滑ったらヤバイです 😆 

 

 

中岳をパスしていよいよ宝剣岳へ 取り付きにくるとすぐに鎖場の岩登り おぉ~いきなりですね~ワクワク 😛 

 

 

岩登りが終えると今度は絶壁のトラバース おぉ~剣岳みたい 最近こういうルートを見るとワクワクする自分がいますが気を付けないとね この辺りで引き返す方もチラホラ

 

 

イエ~宝剣岳登頂です 山頂もまばら 宝剣岳は西穂高独標より難易度高いと思います

 

 

 

宝剣岳からはほとんどの方は引き返しますが先程のギザギザの稜線を通り極楽峠へ向かいます

 

 

 

絶壁の登り 😯 

 

 

うぉ~両側切り立ってる~ 😯 

 

 

ルートへ入ると私だけとなりちょい不安になりますがワクワクしている自分と半々 いくつか岩の登り下りをし道幅1mほどしかないナイフリッジなところを横切ります 😎 

 

 

危ない個所を無事にパスしてこれより気持ちの良い稜線あるき 極楽と言われるほど気持ちが良くいつまでも歩いていたいです 🙂 

木曽駒ケ岳では昨年より雷鳥の繁殖プロジェクトを行っており雷鳥が出てきそうな雰囲気

 

 

 

極楽峠から稜線を下り無事にロープウェイ駅に戻ってきました 😛 

今回はロープウェイを使ったことで登る標高差は約300m(金華山ほど)ほどですが、山は標高差じゃないと聞きますが酸素の薄さと気が抜けないハードな登山道と改めて知らされました

今日も達成感を十分に堪能できた山行で無事に下山できてありがとうございました 😛 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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