北アルプス 燕岳 2763m 燕山荘
「3日」友人の初燕岳にお付き合いで1泊2日の山行です
晩秋の北アルプス 今回で3回目となる燕岳、10月は紅葉にてどの山も一番賑わうハイシーズンでもあり、また全国で人気NO1の燕山荘が奇跡的に予約がとれGoToトラベルでGOです
金曜日に仕事を終えて第一、第二駐車場の争奪戦は必至でもあり早々に出発です もし上の駐車場に止めれないと10キロ離れた麓の駐車場に止め、そこから始発のバスで移動と大変なことになります 🙁
心配しながら11時くらいに駐車場へ着くとすでに満車状態でしたが何とか止めることができ今回一つ目のラッキー 😛 焦った~ 😉 これで朝までゆっくり寝れます
DAY1
登ったことのある燕岳ですが北アルプス3大急登でもある合戦尾根へトレーニングです 👿
早朝4時くらいから周りは日帰り登山者の出発の準備で騒々しくなりますが、私たちは本日、泊りでもあり友人のペースに合わせゆっくり6時過ぎにスタートです
10月の登山口では早朝の5時には2時間のトイレ待ちになる日もあるそうです 😯
出発から約40分で第一ベンチ 登り始めから急登で、この辺りで体も慣れ薄着に着替えるには丁度良いポイントです
第二、第三ベンチをパスし出発から約3時間半で富士見ベンチ到着 ガスがかかっており富士山は見えず
この辺りから紅葉も始まっておりとても綺麗です 😛
出発から約4時間半で合戦小屋に到着 はぁ~着いた~ 😆 前回はコロナの影響でオープンしてませんでしたが、ここでうどんを食べてエネルギーチャージ
30分ほど休憩しリスタート しばらく登るとようやく稜線の奥に槍の穂先が見えテンションが上がります 🙂
そして合戦の頭まで来るとようやくこれまでの急登も終わり本日の宿、燕山荘が見え、あと少し、でもここからが意外とあります
今日はガスもなく燕山荘が見え友人も「あと少し!」と一度はテンションも上がりますが、すぐに「まだあるな~」 😐
この辺りから森林限界となり振り返ると富士山もかすかに見えます
槍ヶ岳がド~ン! おぉ~今日も尖ってるね~ 2週間前にはあそこの頂の上にいたんだ ん~感慨深い
大きく見える槍ヶ岳に友人もテンションMAX 槍ヶ岳の姿は疲れている体へ多くの登山者に元気を与えてくれる存在はさすがです あと少しガンバレ!
そして出発から約6時間で標高2600mの稜線上に建つ燕山荘に到着 😮
私の友人で15キロの荷物を背負ってここまで登る方がいますが感心します
天気は曇ってますが今日も燕岳が綺麗です 早速チェックインを済ませしばらく案内してもらった部屋で休憩です
部屋の窓からは裏銀座の稜線が見えまるで額縁に入った絵画のようです 1時間ほど休憩してると晴れ間が出て身軽な格好で山頂を目指します
今日も風もなく気持ちの良い稜線歩きです 😛
上に着くといつも晴れてくれ今日も晴男だな~と二つ目のラッキー そして初めて見る友人も「こんな綺麗な山は見たことがない」と感激です
そして友人が一番見たがっていたイルカ岩にも感激してくれ「諦めず苦労して登ってきて良かった~」私も「連れてきて良かった~」
稜線から見える絶景を眺めながらしばらく進むと人だかりが ん?何とライチョウです!おぉ~ 😯 初めて見るライチョウに感激!やっと会えた~本日3つ目のラッキー
人慣れしているライチョウは近づいても逃げることなく良い写真が撮れました
小屋出発から40分で2763mの燕岳山頂に到着 辺りはガス一つなく素晴らしい眺めです 小屋の方が2日前は凄い風で槍ヶ岳では猛吹雪だったそうです
3000mの世界は凄い 😯
小屋の部屋に戻り夕日までまったり 標高2600mでのこの時間も優雅です
夕日を眺めに多くの方が外に出てきます そして槍穂高連峰から裏銀座の稜線がシルエットと浮かび美しさが際立ちます
ずっと眺めていたい景色ですが 寒い! 今回の楽しみの一つ、燕山荘グループでは食事も豪華 6時に食事を済ませた疲れた体はすぐに眠くなり8時には爆睡zzz
DAY2
あ~よく眠れました 🙂 本日の日の出は5時半で日の出を見るためと出発する方たちで早朝4時くらいから館内はバタバタし始め日の出時刻に合わせ外へ出ますが雲が多く今回は残念
朝食を6時に済ませ本日は気持ちの良い表銀座稜線の散歩がてら大天井岳方面へと思ってましたが寒い!気温5℃ 風が強く体感温度は氷点下?とにかく寒い! 🙁 ラッキー続きでしたが現実はそんな甘くなく稜線歩きは諦め早々に下山です 燕岳の稜線から下ると風も収まり標高が下がる度に気温も上がり汗ばんできます
下山中、下からゾクゾクと登ってくる方たちは皆、ハァ~ハァ~ゼ~ゼ~と3大急登の洗礼を受けながら苦しそうに登っており
中には小学生低学年から高齢の方とすれ違い うわぁ~ここからあそこまで行くんだ~ガンバレ~! 👿
休憩をはさみ3時間半で無事に下山 下界は温かく先程までの稜線の寒さがウソのようです そして登山口にある中房温泉で汗を流し疲れきった体を癒す贅沢な瞬間です 🙂
今回友人は「今回は絶対に登る!」と途中で諦めず自分をこぶしながら登りきり達成感と無事下山からの解放感から凄く喜んでくれ「登山って良いよね~!」と自分のことのように嬉しく一緒に来て良かったです
それにしても3000mでは雪かぁ~ 早くしないと山は雪で閉ざされ登れなくなっちゃうよぉ~