自動車塗装豆知識 TIコーティング 各務原市
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自動車塗装豆知識 TIコーティング 各務原市

2013年03月15日(金)1:02 AM

今回は自動車の塗装の仕組みについて説明いたします

自動車にはあらゆるカラーバリエーションに富んでおりパッと見では同じ色でも厳密に観察すると随分違いがあります

例えばホワイトでもブラック・レッドブルーでも同じメーカーでも多種多様のカラーの違いがあります

また一般に言うホワイト・ブラック・レッドなどキラキラと混ざり物がないカラーをソリッドカラー

キラキラしたものが塗装の中で光っているのをメタリックやパールカラー

ホワイトでキラキラしているのをホワイトパールと呼びます

ではその様なカラーはどのように作るのか、下の画像のような色々なカラーがありそれぞれを混ぜてその車の色を作るのです

CIMG0006

クロやシロ・青・赤・緑その他色々とありこちらも沢山のバリエーションがあります

例えばシロにクロを混ぜるとグレー色 赤に青を混ぜると紫というように、しかし車の塗装はあらゆる乗り物や塗装の中でも

極めてキレイで難しく高度な技術と経験を求められます

赤系のカラーでも10色以上ありそれぞれ特徴があります。車体がブルー色でも実は多数の赤やグリーンなど色々と混ざっているのです。近年では配合データーも進化し約80%ほど色が合うようになりましたがここから100%に近い色目までもっていくには勘と経験・センスを必要とされ混ぜる色の量も1滴2滴のシビアな世界です

下の画像の様にある程度あった色を磁石でできた板(黄線丸印)に塗装をかけ現車にあてて合わせます

CIMG0005

勘が良い時は数分で決まりますが、勘が悪い難しいカラーの場合は数時間以上もかかりひどいときは翌日まで決まらないときもあります。色が合わなければいつまでも塗ることが出来ません

次回は塗装編パート2をご紹介いたします



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