筏チヌ釣行記 的矢
6月は一度しか行けず久しぶりの巨チヌを求め今回は志摩 的矢湾にある「有岡渡船」さんへGo
約1年ぶりの有岡渡船さんですが6月から巨チヌが好調で早めの予約もあり、船頭さんお勧めの巨チヌの溜まり場ポイントへ案内していただけました
天候 雨 潮回り 中潮 気温 22℃ 風速 0~1m ポイント カセ7番 水深 7m
今回のポイントは上の写真で見ますと渡船場より左の場所で噂では、かなり潮が早いく難易度の高いテクニカルな場所と聞いており最近、当たれば50cmほどサイズで釣果が絶好調の場所だそうで不安ですが上達するには何でもチャレンジでトライです!
当日は雨にもかかわらず約10名ほどの釣人で午前6時に出船です
渡船場を出ると船は左方面の湾口へ向います 次々に各ポイントで釣人を降ろし、私が向う反対方向のポイントは釣果が良く人が入るのは多いだろうと思っていると私だけ「エッ!一人で貸切?」好調ポイントなのに誰も入らないのも変に不安になります
奥の赤い橋を左へ行くとすぐに「志摩スペイン村」で、その奥が今度のサミットの会場にも選定された「賢島・志摩観光ホテル」で地元は沸いています
早々にタックル準備で心配してた潮流れを見ると、下げ潮でゆっくりと左に流れており、これ位なら大丈夫だなと、ちょっと安心して釣り開始
今日は船頭さんの事前情報で貝系だけで良いよ~と、多種類のエサも準備せず貝系(丸貝・イ貝)で特にイ貝は当たれば40オーバーと爆発力のある頼もしいエサで勝負!
ダンゴも撒かずイ貝の落とし込みでモーニングで探ります すると着低間際からアタリがあり早々にフグ・・・続いてフグ・・・フグ・・・過去にモーニングで釣るとそれっきりという日が多く、その内にくるだろうと魚の活性も高く楽しんでると左へ流れてた潮が今度は右にゆっくり流れ始め上げ潮の時間です。すると今度はみるみる潮が早くなりオモリも次々に重くしたり軽くしたりと仕掛けを上手く底に着くよう工夫しますが追いつかず気が付くと上潮が川のように変貌 底潮はそれほど早くはありませんが上潮がかなり早く、噂に聞いてた飛び潮ってこれか!?
大潮の鳥羽でも早い潮ですが何とか対応できましたが、これほどとは!もう川状態!
潮の早い場での理想は穂先(竿先)は写真のように曲がらず真っすぐになるようにしながらエサが底を転がるように流しますが潮が早過ぎ、めったに使わない2号のオモリ(私が持っているオモリの中では最大)でも潮の負荷がかかるラインで持ち上げられ上手く底をトレースができません
これに慣れなければ釣れないと試行錯誤しながらトライしますが ん~これでは釣りにならない
手探りで上手くエサが底をキープすると時折アタリがありますが、なかなか掛かりません
「ん~何かが違う どうすれば?これを乗り越えて釣った魚には価値がある!上達しない!」と思いながらも、このポイントでは私一人とは何となく分かるような、「ポイント変更しようかな?」と一人で弱気の葛藤
かなり難易度の高い上級者向け?
しばらくして10時位に船頭さんが「どうですか~?」 「ん~雰囲気はムンムンだけど潮が早く釣りになりませんわ」というと笑いながら「ポイント変わる~?」の一言でそれまでの葛藤を避け「そうしますわ」とポイント変更 もう少し粘りたかったですが・・・弱いなぁ~
次に案内していただいた場所は以前に乗ったことのある渡船場より右手の湾口に近く潮の弱いカセ1番
もうモーニングの時間ではありませんが一応モーニングで探りますが上がってくるのはフグばかりで早々にダンゴを撒きます
釣り再開から30分ほどで怪しいアタリ ん!? 穂先を押さえたところでフルスイングで合わせるとドス~ン!と強烈な引きと重み!ん?ボラ?と思いながらラインも1.5号と細目で慎重にバトルしてると海面に上がってきたのは見た目でもすぐに「よっしゃ!年ナシや!」久しぶりの50オーバーでドキドキしながらタモを準備 するとプッツ~ン!・・・・・・
痛恨のバラシ
いつの日か海面バラシ(姿を確認して)はくるであろうと思ってましたが
まさか年ナシでバラシはキツイ・・・
気を取り直して再開しますが海面バラシが頭から放れず焦りと今日は釣れないかもの不安が・・・
やはりその後は続くことなく、またフグの猛攻 準備した丸貝ではアタリもなくイ貝だと反応は良いですが残り少なくなりなり意気消沈の中1時間後くらいに強烈な引き「よっしゃ!来た!」引きと重みで40オーバーのチヌと確信した瞬間にまたもラインブレイク!やはり1.5号はキツイのか2号ラインに変更 しかしその後は納竿まで上がるのは30cmほどのフグばかりで終了・・・
久しぶりの有岡渡船でしたが、やはりここは当たれば巨チヌでバラシはしたものの楽しいイ貝での釣りでした イ貝は時期物でエサ屋さんにも今の時期しかなく、次回もイ貝釣りでリベンジです!