エアロパーツ 極上仕上げ キズヘコミ 自動車修理工場 各務原市
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エアロパーツ 極上仕上げ キズヘコミ 自動車修理工場 各務原市

2013年09月07日(土)1:52 AM

こんにちは9月になってもまだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?

今日はエアロパーツの仕上げ塗装について解説します

エアロパーツとはFRP素材(ファイバー)で形成されてます

各メーカーが作る通常のバンパーのほとんどが塗装も済んでおり仕上りも塗装も艶もよくとてもキレイに出来てますが

エアロは未塗装で梱包されそれぞれの車のカラーを塗りますがメーカーと違い素材がファイバーのため細かな箇所が

とても雑に仕上がってます。

そこで塗装に入る前に入念な下処理をしないと仕上げに大きな差がでます

よく聞かれることは「どうして艶がないのか?」「表面がデコボコしてる」など使う塗料や設備の問題もありますが一番は下処理の差なのです

また単価が安いのもこの下処理がほどこされることなくいきなり塗装をすることからこの様な仕上りになるのです

当社では私自身がその様な仕上りではせっかく大金を使ってもキレイな車に仕上りのよくない物を付けるのは

とても残念でいかに年数が経っても艶が引くことなく仕上げることに気をつけてます

そこで少しですが当社のエアロパーツの下処理をご説明いたします

先ずは届いたエアロを箱から出し現車との型合わせをします

ここで気をつけることは各部位とのツラが飛び出てないか?隙間はおかしくないか一度取付けて合わせ確認します

CIMG0021

隙間・ツラ合わせが終わりましたら次に下処理に入ります

デコボコした表面を荒めのペーパーで処理後一度プライマーを吹き付けます。その後、巣穴などはパテで埋めます

CIMG0022CIMG0020

パテ処理が終わりましたら通常ならこの後に塗装に入るのですが次に下塗り塗装に入ります

ここでは更に艶を維持させるために先ほどのプライマーではなく一度上塗り様の上質なウレタン塗装します

CIMG0029

ファイバーの性質上どうしても艶が引きやすいのでこれだけでも十分に艶がありますが数ヶ月もするとぼんやりとなるからです

次にようやく本塗りに入りますがここで気をつけたいのが乾燥です。どんなに良い塗料を使っても乾燥が不十分ですと

ここでも艶引きの原因になりますので乾燥機で焼きそして熱冷まし冷えたところでまた熱をかけこれを1日中何度も繰り返し

完全乾燥させます。この繰り返しもとても大切で仕上がりに大きな差がでます

次にもう一度全体にキズや巣穴などないか確認しながら本吹き用のペーパーを丁寧にかけ本吹き塗装をします

CIMG0019

どうです!この艶と滑らかな塗装表面の写り込み!とてもキレイですね!

しかし実はこれで取付けて終わりではなくこの後は先ほどの1日中乾燥の後に塗装表面の肌をツルツルにするためにミガキを丹念にかけ仕上りです

この艶と輝きがいつまでも続くと気持ち良いですね



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